金融商品取引法監査には、財務諸表監査と内部統制監査の2種類があります。
財務諸表監査
財務諸表監査とは、有価証券報告書あるいは有価証券届出書の提出会社を対象に、その「経理の状況」に掲げられている財務諸表が適正か否かを判断する業務です。有価証券報告書(届出書)には会社の重要な情報が満載されており、一般投資家はその情報を元に投資意思決定を行います。一般投資家を保護するためにも、財務諸表監査は重視される業務と言えるでしょう。
内部統制監査
内部統制監査とは、上場会社を対象に会社の内部統制が適正に機能しているかどうか、また財務諸表がその内部統制のもとで適正に作成される状況にあるかどうかを監査する仕事です。内部統制が適正に機能してこそ、正しい財務諸表が作成されるのです。 |